はじめに

警備の仕事はただ「立っている」だけではありません。
現場の安全を守るためには、警備員同士の連携や、通行者・利用者とのコミュニケーションが欠かせません。
私も最初は「コミュニケーションなんて難しそう」と思っていましたが、実際の現場で学んだことは、「声をかけることで、トラブルの多くが未然に防げる」ということ。
今回は、現場のリアルな雰囲気や具体的なコツを交えて、コミュニケーションの大切さをお伝えします。
1.現場でのコミュニケーションがいかに大事か?

たとえば、ある夏の工事現場。
熱気でピリピリしがちな中、仲間同士で「ここ通る人注意して!」と声をかけ合いながらスムーズに誘導できたことで、事故ゼロで終わった経験があります。
逆に、声掛けが足りず通行人とぶつかりそうになったこともありました。
その時はすぐに謝りつつ、声掛けの大切さを痛感しましたね。
2.トラブルを防ぐための具体的なコミュニケーション術

① わかりやすく短く伝える
現場は騒音もあり、長い説明は相手に届きにくいです。
だから私は「止まってください」「右側通ってください」といった簡潔な言葉を使っています。
時には身振り手振りも加えると、より伝わりやすくなります。
② 定期的な声掛けで安心感アップ
歩行者やドライバーに「ここから先、車が来ますよ」など声をかけるだけで、「あ、この人は安全を守ってくれている」と感じてもらえます。
これがトラブル防止につながるんです。
③ 仲間とのこまめな連絡
無線機は必需品。
「この先混みそうだから誘導を強化しよう」「今、トラブルがあった」など、リアルタイムで情報を共有しています。
これがあれば慌てず対応できるので、とても安心です。
3.現場でよくあるトラブルと対応

迷子の子ども発見!どうする?
実際にイベント会場で迷子を見つけた時、まず「大丈夫?」と優しく話しかけました。
怖がらせないようにしながら、すぐにスタッフと連絡を取り親御さんの元へ無事に届けられた時は、心からホッとしました。
怒っている人に遭遇したら?
ある日、工事で通行止めにしたことで怒鳴られたことがありました。
そんな時も「申し訳ありません、ご不便をおかけしています」と冷静に応対し、近隣の迂回路案内をしたら、少しずつ理解してもらえました。
感情的にならず、落ち着いた対応が大切です。
4.ベテラン警備員からのリアルな声

「現場はチームプレイ。仲間の小さな変化にも気づけるようになると仕事が楽になるし、安全も守れる」
「声をかけることは怖がらずに。最初は緊張するけど、慣れたら自然とできるようになる」
「コミュニケーションがうまくいく現場は、みんなの表情が穏やかで良い雰囲気だ」
まとめ
警備の現場でのコミュニケーションは、安全管理の要(かなめ)です。
短くわかりやすい言葉、優しい声かけ、仲間との連絡を大切にしましょう。
トラブルは防げるだけでなく、現場の雰囲気もグッと良くなります。
これから警備の仕事を始める方も、経験者も、ぜひ意識してみてくださいね。
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