雪・凍結路面での注意点とは?
はじめに|冬の警備は“別の仕事”と思うくらい違う
北海道・札幌の冬は、ただ寒いだけではありません。
雪、氷、吹雪、ホワイトアウト…。
特に警備業務においては「安全を守る人」がまず自分の安全を守らなければなりません。
冬の警備は、夏とは違った体力・装備・判断力が求められる「別物の現場」。
この記事では、現場で実際に行われている雪・凍結路面での注意点や対策を、わかりやすく紹介します。
1|札幌の冬警備、こんな現場が多い

札幌市内では、11月末〜3月頃までが積雪・凍結シーズン。
この時期、警備員が出る現場には特徴があります。
- 除雪作業に伴う交通誘導
- 水道・ガスなど冬季工事の交通規制
- 雪まつり準備・開催中の雑踏警備
- 凍結による通行止め・案内業務
- 商業施設・観光地の夜間巡回
➡️いずれも、足元の滑りや寒さとの戦いが常につきまといます。
2|警備員自身が気をつけたい“凍結ポイント

札幌の冬は、見た目以上に危険が潜んでいます。
以下のような場所は一見してわからない凍結箇所=「ブラックアイスバーン」が発生しやすい場所です。
- 横断歩道の白線上
- 車の出入り口や歩道の出っ張り
- 雨水の排水口まわり
- 日陰になるビルの北側
👣 ちょっとした油断が転倒事故につながります。
自分が転倒してしまっては、誘導や注意喚起どころではありません。
3|冬の装備、これがあると安心!

寒さ&滑り対策に必要な基本装備をまとめました。
| 装備名 | 理由・効果 |
|---|---|
| 防寒インナー・ネックウォーマー | 冷風で体力消耗を防ぐ |
| スパイク付き防寒靴 | 氷上でも滑りにくい |
| 靴の上から着ける滑り止めバンド | 一部支給される現場あり |
| カイロ(背中・足用) | 末端冷えの軽減 |
| 手袋(すべり止め付き) | 合図や道具の操作性を保つ |
| 曇り止めメガネ・ゴーグル | 吹雪・粉雪対策 |
📌 現場によっては、装備の“自前持参”が必要なこともあるため、確認は必須です。
4|誘導の“見せ方”も冬バージョンに

積雪や視界不良により、普段通りの誘導が伝わらないことも。
対策例:
- 誘導灯の電池切れ確認を徹底(暗くなるのが早い)
- 手信号は大きくゆっくり、体全体で伝える
- 夜間は反射材ベストや手袋の使用で視認性を確保
- 大きな声+近づきすぎず案内する(マスク着用時も聞こえる工夫)
👁🗨 冬の現場では「見える・伝わる」が命綱です。
5|冬季ならではの“現場トラブル”と対応術

札幌の冬の現場で起こりやすいトラブルと、その場でできる対応例です。
| トラブル内容 | 応急対応・注意点 |
|---|---|
| 通行人の転倒 | 無理に起こさず周囲に注意喚起。救急・責任者へ連絡 |
| 車がスリップして停止 | 二次事故防止のため近寄らず、迂回誘導 |
| 吹雪による視界ゼロ | 速やかに待避、安全確保を最優先に |
| 装備の故障(ライト切れ等) | 代用品の有無確認、すぐに報告する習慣を |
🔔 “自分でなんとかしよう”とするのが一番危ない!
チームでの連携・報告が命を守ることにつながります。
6|現場の声|ベテラン警備員が語る「冬の心得」

「夏と同じ感覚で現場に入ると、絶対に痛い目を見る」
(60代男性・札幌市内の誘導歴15年)
「まず自分が安全じゃないと、周りを守れない」
(50代女性・冬季イベント担当)
「“寒さ”よりも“凍る”ことへの警戒心が大事」
(40代男性・除雪現場常駐)
このように、冬の札幌での警備は「安全を守るプロ意識」が試される時期でもあります。
まとめ|“寒さより危険”と向き合う覚悟を

冬の札幌での警備業務は、夏場の現場とはまったく異なる緊張感があります。
寒さ、滑り、視界不良…どれもが事故につながる要因です。
✅ 十分な装備
✅ 慣れた動作
✅ 現場チームとの連携
この3つを意識しておけば、トラブルの多い冬も安全に乗り切れます。
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